泥の中から、香りは生まれる。― らづ-Biz支援事業者・ANAVERU清水裕美子さんが千葉開府900年「ハスノタネ」に登場

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販路開拓

らづ-Bizが支援している事業者さんの中から、またうれしいニュースが届きました。
木更津市でアロマトリートメントエステサロン「ANAVERU(アナベル)」を営む清水裕美子さんが、2026年7月に開催される千葉開府900年記念イベント「ハスノタネ」(花咲弥栄プロジェクト・後援:千葉市)に、メインナビゲーターのお一人として出展されます。

千葉市は2026年、まちが開かれてから900年という大きな節目を迎えます。「千の葉に 時を刻んで 900年」をキャッチコピーに、市内各所でさまざまな記念事業が展開されており、「ハスノタネ」もそのひとつ。数あるプログラムの中で、清水さんが担当されるのは「RISE TEA(ライズティー)と誕生日のハーブティーブレンド体験」。7月1日(水)15時30分から16時30分の回です。

木更津で根を張ってきた事業者さんが、市の枠を越えて千葉市の記念イベントの舞台に立つ。地域で挑戦を続ける方の、新しい一歩をご紹介します。

2000年の眠りから覚めた、一粒の花

このイベントの主役は、千葉が世界に誇る「オオガハス(大賀ハス)」です。

昭和26年(1951年)、千葉市検見川の地層から、植物学者・大賀一郎博士らによって発掘された約2000年前のハスの実。そのうちの一粒が翌年に花を咲かせ、博士の名にちなんで「オオガハス」と名付けられました。泥の中に2000年も眠っていた種が、ふたたび大輪の花を開く。その奇跡の花は今、千葉公園のハス池で毎年見ることができます。

「ハスノタネ」プロジェクトは、この花をテーマに、香り・音・食・アートなど多彩な分野の担い手が集い、来場者一人ひとりの「本来の魅力」を引き出すことを願って立ち上げられました。

「昔、この辺りは蓮田だったのよ」という一言から

清水さんがこのプロジェクトに惹かれた理由は、ご自身の日々の活動の中にありました。

清水さんは、サロン運営のかたわら、木更津市の認知症カフェ「ゆぅるーむ」も担っておられます。そこで出会う高齢の方々が、ふと漏らした「昔、この辺りは蓮田がいっぱい広がっていたのよ」という言葉。その蓮田の風景に、清水さんは亡きお祖父さまの姿を重ねたといいます。

祖父の時代と「今」を、ハスという一本の糸が静かに結んでくれている。そんな感覚が、出展を決めるきっかけになりました。

清水さんは、こんな想いを語っています。

「ハスは泥の中に根を張りながらも、光へ向かって伸びていく植物です。その姿は、変化の中でも失われない力を示しています。この時間を通じて、みなさんの本来の魅力を引き出すきっかけになれば」

約10年にわたる接客業・認知症カフェ・サロン・傾聴の活動の中で、清水さんは「誰にも話せない悩みを抱えている人」の多さを感じてきたそうです。だからこそ、一人ひとりが自分の光に気づき、その光が広がって、その人自身が誰かにとっての安心できる居場所(サードプレイス)になっていく。そんな未来を願っての参加です。

「誕生日」と「四季」で読み解く、世界に一つの一杯

当日体験できるのは、ハスの葉を入れた特別ブレンドのハーブティーです。

ベースとなる「RISE TEA」は、清水さんがサロンで提供しているオリジナルハーブティーで、木更津市のふるさと納税返礼品にもなっています。今回はこのRISE TEAをベースに、ハスの葉を加え、春・夏・秋・冬それぞれのテーマを込めたブレンドを新たに作り上げました。当日は、そのレシピを参加者と一緒に組み立てていく体験になります。

ここに、清水さんならではの視点が加わります。起業以来、お客様の体調と「生まれ月」の関係を見つめ続けてきた経験から、誕生日ごとに身体を地図のように捉える独自の考え方を確立されました。それは弱点を指摘するものではなく、「気づきやすい場所」をやさしくケアするための見立てです。古代ギリシャの医師ヒポクラテスが医学と自然のつながりを重んじたように、自然と人の身体はひと続きである、そんな思想が、一杯のお茶に流れ込んでいます。

あわせて、サロンで提供しているアロマフレグランスとの組み合わせも紹介され、「本来の魅力を高める香りとの出会い」を楽しめる時間になります。

泥の中でこそ、花は咲く

ハスは、濁った泥水が深いほど、大きく美しい花を咲かせると言われます。

考えてみれば、これは事業を営む私たちの歩みとも重なります。思い通りにいかないこと、迷いや苦しみ。それらは決して無駄なものではなく、豊かな花を咲かせるための養分なのかもしれません。2000年の眠りから目を覚ました一粒の種のように、清水さんがサロンや認知症カフェで積み重ねてきた一つひとつの活動が、今、千葉開府900年という節目の年に、一輪の花として開こうとしています。

地域の高齢の方の記憶の中にあった蓮田が、孫の世代の手で新しい体験へと姿を変え、千葉公園のオオガハスとつながっていく。木更津から千葉市へ、過去から未来へ。小さなサロンの営みが、まちの900年の物語にそっと一枚の花びらを添えます。

らづ-Bizは、こうして地域で挑戦を続ける事業者さんを、これからも応援していきます。

イベント概要

RISE TEAと誕生日のハーブティーブレンド体験
日時:2026年7月1日(水)15時30分〜16時30分
ナビゲーター:清水裕美子さん(寄り添いサロン ANAVERU 代表)
主催:花咲弥栄プロジェクト/後援:千葉市

清水裕美子さん・ANAVERUについて

木更津市請西南、イオンタウン木更津請西南から徒歩2分のアロマトリートメントエステサロン。南房総産・農薬不使用のカレンデュラオイルを用いた、オーダーメイドの施術を提供。「癒されるだけじゃない、動き出せるサロン」をコンセプトに掲げ、認知症カフェ「ゆぅるーむ」の運営も担う。
サロン公式サイト:https://www.anaveru.com

千葉開府900年について 千葉市は2026年に開府900年を迎えます。記念事業の詳細は公式サイトへ。 https://www.city.chiba.jp/900th/

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