漁師の収入源・後継者不足
木更津・牛込地区の漁協では海苔やあさりの漁獲量が減少し漁師の収入減少、後継者不足が大きな課題となっていました。そこで新たな挑戦として始めたのが「干潟での牡蠣養殖」。しかし牡蠣養殖も販売も全員が未経験で、不安を抱えながらのスタートでした。
「大きさ至上主義」の市場に「旨味」で勝負
牡蠣の市場評価は「大きさがすべて」しかし木更津・牛込地区の漁協で育つ干潟の牡蠣は、小ぶり...でも“濃厚な旨味”が特徴でした。らづBizはこの事実を価値転換の武器として着目しました。
- 価値の転換
牡蠣は元々干潟原産という事実から「牡蠣=大きさ」から「牡蠣=旨味」へ。干潟育ちならではのストーリーを明確化 - ブランド化
潮の満ち引きと月のリズムを重ね合わせ、「月夜牡蠣」と命名 - 販路戦略
有名レストランなど「プロの食の現場」に狙いを定め、丁寧に展開 - PR支援
記者会見や店頭訴求で話題化
価値転換で新ブランド誕生へ
「牡蠣=大きさ」という常識に挑み、「干潟育ちの旨味」という新しい価値を市場に浸透させたことで、都内の有名フランス料理店で採用され、取り合いになるほどの人気食材に。全国ニュースでも複数回紹介され、知名度が急拡大、初年度から計画販売を達成し、現在は供給を上回る需要が入る状態に。
市場の常識をひっくり返せるような「価値転換」をらづビズは常に考えています。
【本件に関するお問い合わせ先】
新木更津市漁業協同組合
WEBサイト:http://www.jf-ushigome.or.jp/