酒屋から「酒造メーカー」への挑戦

新分野進出

1994年創業の有限会社ベアーズさんは、長年地域で親しまれてきた酒販店。
近年の健康志向の高まりや観光需要を背景に、自社でお酒を造る「酒造メーカー」への挑戦を始めました。ただし、クラフトビール市場は新規参入が相次ぎ、差別化が難しいレッドオーシャン。単にクラフトビールを造るだけでは、利益の拡大やブランドの確立は望めませんでした。そこで らづBizがブランディング、営業戦略、PR戦略の伴走支援 を行いました。

らづビズ伴走支援でブランド力を武器に進化

  • ブランドコンセプトの策定
    酒造り・発酵食品づくり・地域イベントに共通する「醸」という理念を明確化。ロゴマーク作成。
以前の看板
ブランドコンセプトをもとに刷新した看板

  • デザイン・PR戦略
    理念を元にクラフトビールのラベルデザインや販路選定、記者会見の開催支援。
完成記者会見の様子
完成記者会見の様子

ラベルデザインの選定

  • 営業戦略の伴走
    理念に合う販路の実現。飲食店・ホテルへの提案、ビールサーバー導入など、売れ続ける仕組みづくりをサポート。

  • 補助金活用
    事業再構築補助金を活用した店舗兼工場改装により、ブランドの世界観を体感できる場を実現。

ブランドの核を磨き上げ、粗利1.6倍に

“町の酒屋さん”が「地域発の酒造メーカー」へと進化できた背景には、戦略的なブランディング支援がありました。
ただ単に「クラフトビールを造る」ではなく、ブランドの核から磨き上げることで、クラフトビールは製造計画を大幅に上回る人気商品に成長。また、クラフトビールをきっかけに、既存リキュール商品の販売も拡大し、酒造事業の粗利額は 6倍 に。会社全体の粗利額は 1.6倍 に増加しました。OEM依頼や海外コンクールへの出場依頼、ファッションブランドとのコラボレーションなど新しい展開が次々と実現しています。このように、らづビズでは 単なる新規事業のスタート支援ではなく、「売れ続ける仕組みづくり」まで伴走しています。

左:渡辺芳邦 木更津市長、右:有限会社ベアーズ 林代表

【本件に関するお問い合わせ先】

有限会社ベアーズ
所在地:千葉県木更津市中里590
公式サイト:https://bears-gt.com/

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